課題
これまでの生徒同士でのやり取りでは、相手の習熟度により活動の効果に差があったり、生徒が使用する表現が限られたりする場合があった。また、ペアを交代するのに時間がかかり、言語活動の時間を十分に確保できないといった課題があった。さらに、生徒の数が多い学級では、個々の生徒への教師からのフィードバックが十分に行えていない実態があった。
解決策
生成AIを活用して英会話練習を行うことで、ペアを交代する時間が不要となり、生徒は相手の習熟度等に影響を受けることなく、言語活動時間を確保できるようになった。また、生徒はAIから発話語数や会話のターン数、発話内容について即時的にフィードバックを受けることができるようになったことで、すぐに発話を改善し、再びやり取りに取り組むようになった。教師からの指示を待たず、何度も積極的にAIを相手に練習に取り組む生徒も出てきている。
