課題
リテリングや要約などの活動を通じて表現の改善を図ったものの、復習で得た学びを生かして、再度同じタスクでコミュニケーション活動を行う時間を十分に確保することができなかった。その結果、生徒が自らの成長を実感したり、改善点を実際のコミュニケーションに反映させたりする機会が限定されていた。
解決策
「ELSA for Schools」を導入することで、スピーキングテストの事前練習、テスト本番、事後の振り返りという一連の学習の流れに基づいた学習を計画的に進めることができる。テストの前には、「ELSA for Schools」を用いて音声認識や発音練習を行い、表現の正確さを高める。テスト後には、生徒自身の発話を振り返り、再度タスクに取り組ませることで、フィードバックを踏まえた再挑戦の機会を保障する。こうした流れを通じて、スピーキング力の向上を図るとともに、生徒の自己効力感を高めていく。
