課題
「書く活動」は、他の活動と比較し、生徒にとって気持ちの面での抵抗感が大きく、英語学習に対する動機づけを低下させる要因となっている。特に、表現力や文法への自信が十分でない生徒にとっては、書くこと自体が学習意欲を損なう可能性があり、学習の継続や主体的な取り組みに支障をきたすことが懸念される。
解決策
お気に入りの人やものを紹介するための文章を書く活動では、生徒は生成AIに英語を添削してもらうことで、自分の表現に自信を持つようになり、活動への積極性が高まった。友だちや先生に見せることに抵抗を感じていた生徒も、生成AIには進んで文章を入力し、改善された表現を参考にしながら再度書き直す姿が見られた。このように、生成AIの活用は、生徒の心理的負担を軽減し、英語学習に対する動機づけを高める有効な手段となり得る。
